【研究発表】日本計画行政学会・中四国支部の研究発表会と講演会の開催
4月18日、広島市・ポートクラウドにて、日本計画行政学会・中四国支部の研究発表会および講演会が開催されました。発表内容は以下のとおりです。第2会場では、岡山県のまちづくり事例が取り上げられました。床尾先生は、良いサービスであっても、それをどのように住民に届けるかが重要であることを指摘されました。神田先生は、地域教育が若者に与える影響について統計分析を行いました。岩淵は、岡山県の地方議員530人を対象に、性別・年齢・職業・政党の観点から分析し、議員の実態を明らかにしました。
第1会場
司会:正岡利朗(高松大学)
第2会場
司会:太田耕史郎(広島修道大学)
【第1会場】
14:00~14:30
都道府県におけるデジタル人材の採用や育成に関わる方針・計画の策定
発表者:本田正美(関東学院大学)
14:30~15:00
地方私立大学における大学生の生成AI実践と認識の現状
発表者:近藤明子(四国大学)
15:00~15:30
地方政令指定都市を発地とした地方間テレワーク移住に関する潜在ニーズの経年変化について
―コロナ禍からコロナ後における山口県央地域を事例として―
発表者:山本悟(山口大学大学院生)
【第2会場】
14:00~14:30
行政サービスの認知と活用 ―矢掛町が住みたい町になるために―
発表者:床尾あかね(岡山大学)、岩淵泰(岡山大学)
14:30~15:00
日本の地方議員における代表性の検討:岡山県地方議員データの分析
発表者:岩淵泰(岡山大学)
15:00~15:30
井原市における児童生徒調査を用いた教育モデルの構築
発表者:神田將志(岡山理科大学)
その後、広島市中心市街地の活性化について、シンクタンク、地域団体、行政それぞれの立場から事例が紹介されました。産官民にはそれぞれの強みがあり、それらがうまく活かされていることが分かりました。広島都心会議では、企業の新入社員や若手社員が中心となり、中心市街地への思いや提案に関するワークショップを実施しているとのことです。まちを好きになるための取組が行われています。また、「walkable city」は「歩きやすいまち」よりも「歩きたくなるまち」と表現する方が適切であるとの意見もありました。これらの話を通して、日常的な連携の重要性も実感しました。
【講演会】
・2026年4月18日(土)15:45~17:15
○楕円形の都心づくりにおける公民連携と組織体制
司会:渡邉一成(福山市立大学)
①広島駅周辺のまちづくりに関して(15:45~16:00)
吉田 実(駅周辺まちづくり協議会/公益財団法人中国地域創造研究センター)
②都心部のまちづくりに関して(16:00~16:15)
諏訪正浩(広島都心会議/広島電鉄株式会社)
③紙屋町八丁堀の都心まちづくりにおける公民連携のあり方と、来年度からの都心まちづくりに向けた広島市の組織再編(担当再編)(16:15~16:35)
水口直也(広島市都市整備局都市機能調整部 都心まちづくり担当課長)
□パネルディスカッション(16:35~17:15)
今回の総会では、太田耕史郎先生(広島修道大学)から岩淵へ、理事・支部長の役職が引き継がれました。理事・副支部長には松村豊大先生(徳島文理大学)、事務局長には神田將志先生(岡山理科大学)が就任しました。学会が抱える課題として、会員数の減少が続いている点が挙げられます。会員を増やしていくためには、学会の意義や活動内容を分かりやすく発信するとともに、市民、研究者、企業、自治体、団体会員への積極的な働きかけが必要であることが総会で議論されました。